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ディクトグロスで英語力を鍛える方法

教材を何度も読み返しているのに、実際の英文では迷ってしまう。そんな時は、勉強時間より取り組み方を少し変えると手応えが生まれます。

本記事では、ディクトグロスで英語力を鍛える方法を見ていきます。短い例から始めれば、自分が迷いやすい場所もつかみやすくなります。

ディクトグロスは全文書き取りではなく再構成を目指す

ステップ1 短くまとまった音声を選ぶ

一分以内で、登場人物と出来事が明確な文章を使います。未知語が多すぎる素材を避け、聞き終えた後に大意を説明できる難易度へそろえます。

自分の声は一文だけ録り、原音、自分、原音の順で聞きます。発音を全部直すのではなく、音の長さ、強弱、語尾のうち一つに絞ると違いを追いやすくなります。

数日後に再び取り組む時は、前回の記録を読む前に一度試します。そこで出てきた内容こそ、手掛かりがなくても使えるようになった部分です。

ステップ2 一回目は主題と結論だけ取る

単語を書き続けず、誰が何について話し、最後にどうなったかをメモします。細部が抜けても文章の骨格を先に作ります。

周囲が騒がしい時は音量を上げ続けず、短い音源へ替えるか静かな時間帯へ移します。耳が疲れる前に止めた方が、細かな音の違いを落ち着いて聞けます。

慣れてきたかを見るには、同じ素材を続ける日と、似た難しさの別素材を使う日を分けます。見覚えのある答えに助けられず進めたら、学んだ手順が少しずつ身に付いています。

初日は前半の二つまでで十分です。迷いが少なければ、次の練習を一つ足します。時間を延ばすより、同じ手順で終えられる量を探してみてください。

複数回の聞き取りで情報の層を増やす

ステップ3 二回目は固有情報とつなぎを足す

数字、時刻、場所、理由を補い、becauseやalthoughなど関係を示す語も拾います。聞こえた順に短い語で残し、文章化は再生後に行います。

音声は五秒から十秒ほどに切り、最初は内容をつかむことに集中します。二回目に音のつながり、三回目に自分の声を確かめると、聞く作業とまねる作業が混ざりません。

集中が切れて同じ箇所を何度も読み直したら、その日はそこで区切って構いません。再開するページや音源番号だけ残し、翌日は短い確認から入りましょう。

ステップ4 メモから英文を組み直す

原文を一字一句再現するのではなく、意味が同じ英文を作ります。複数人なら各自のメモを合わせ、なぜその語順を選ぶかを話します。

速い音声へ進む前に、標準の速さで人物と行動を答えられるか見てください。内容が曖昧なまま速度だけ上げると、聞こえた単語から推測する癖が残ります。

答えが合っていても、出てくるまでに長くかかった部分は復習候補です。正誤だけでは見えない迷いを拾うと、次の練習を増やしすぎずに済みます。

先へ進む日は、前の内容を最初から繰り返さず、短い確認だけで始めます。できた部分は残し、余った時間を新しい課題へ回しましょう。

原文との違いから文法と表現を学ぶ

ステップ5 原文との差を役割ごとに見る

内容の抜け、文法上の誤り、意味は同じ言い換えへ分けます。原文と違うだけで誤りにせず、自分の表現として成立する部分も残します。

まねる前に、話者が誰へ何を伝えているのかを一言で確認してみましょう。意味が分かると、強く読む語や間を置く場所も、音だけを追う時よりつかみやすくなります。

音読できる環境がない日は、英文を見て口だけ動かしたり、要点を一行で書いたりして代えられます。形を変えても、確かめたい力は同じにしておきます。

一通り終えたら、できなかった数より、前回より迷いが減った場所を一つ探します。次回はその少し前を出発点にできます。

一週間ほど空けた後、同じ流れでもう一度試してみてください。途中で見本を見ずに進めた範囲が、身に付いた部分を知る目安になります。

練習量は毎日同じでなくても構いません。忙しい日は一文だけ、時間のある日は少し長めに取り組み、手順だけをそろえておきます。

次に取り組む時は、前回迷ったところから始めます。先へ急がず、同じ条件で試した時に言葉が出るまでの間が短くなったかを見てください。

まとめ

この記事では、「ディクトグロスは全文書き取りではなく再構成を目指す」、「複数回の聞き取りで情報の層を増やす」、「原文との違いから文法と表現を学ぶ」という三つの角度から進め方を紹介しました。最初から全部をこなさず、今の課題に近いところを一つ選び、数日試してから量や難しさを調整してみてください。一人で続けるのが難しい時は、英会話スクールで練習のペースを作る選択肢も考えられます。

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画像引用元:https://www.nova.co.jp/schools/kantou/tokyo23/ikebukuro_higashi.html

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